新レールシステム


動画でわかるレールシステム
レールシステムの基本構成
レールシステムはレール、レール脚・接続フレーム、定盤の3つの要素で構成され、穴径はφ28シリーズが基本となります。
尚、このページの商品紹介はレールとレール脚、接続フレームになります。定盤、U型スクエアは下記のリンク先から商品選定をお願いします。
→ 定盤を選ぶ
→ U型スクエアを選ぶ
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U型スクエア用レール脚もしくは定盤用接続フレーム |
U型スクエアもしくは定盤(脚は不要) |
レールの基本
レールは2mと3mの2種類。必要な長さになるよう組み合わせて施工します。
レール上の定盤は手で押して移動できるほか、等間隔に空いた穴を利用して100mmピッチで固定できます。
施工面では床上施工、床下施工のどちらにも対応できます。
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接続フレームの基本
レール上に定盤を設置する場合、接続フレームを利用します。接続フレームの大きさは1800×900mmの1種類。
このフレーム上に2000×1000、2400×1200、3000×1500定盤を接続可能です。
フレームの高さは200mm、300mm、400mm、500、、600mm、650mm、750mmのバリエーションがあります。




レールシステム脚の基本
レール上にU型スクエアを設置する場合、レールシステム脚を利用します。
U型スクエア200mm幅用、400mm幅用の2種類のレールシステム脚があります。
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レール脚(200mm幅用) | レール脚(400mm幅用) | レール脚は手で押せるほか、クランピングボルトで直接レールに固定も可能です。(100mmピッチ) |
レールシステムの施工工事について
弊社ではレールシステムの施工工事は行っておりません。部材供給のみになります。
導入をご検討のお客様は、レール施工が可能な建設事業者様と打合せ・検討の上、導入頂ければと思います。
尚、レールシステムは地震によりレールに歪が生じた際は歪みの修正が必要になります。
レール施工が可能な建設業者をお探しの際はこの点もご留意の上、選定頂ければ万が一の際の被害も抑えられると思います。
レールシステムのよくある質問
Q1.レールの施工工事はしていただけますか?
大変申し訳ありません。現時点では弊社でレール施工を請け負う事はできません。地盤工事の得意な建設業者様にご相談くださいませ。
弊社はレールの部材提供のみになります。
Q2.地震等でレールが曲がる事はありますか?その場合はどうなりますか?
レールシステムのある地盤で地震が起こった場合、レールは曲がる可能性があります。
この場合、手で押せるレールを使用している場合は、手で押す事ができなくなり、
吊って持ち上げるタイプのレールの場合は、左右のレール間で固定穴が合わずレール上に定盤を固定できなくなる可能性があります。
尚、地震による負荷は様々な方向から不均一にかかる事が想定されまして、具体的にマグニチュード〇〇までは大丈夫…という指標はありません。
Q3.床上施工の長所短所は何ですか?
床下施工の短所は工事費用です。
施工難度は当然ながら床下施工の方が高いため、工事にかかる費用が高くなります。
これは万が一、地震等でレールの歪を修正する際にも同様の事がいえます。
長所は動きやすさです。
床下施工の場合は床面から上にレールが飛び出る事がないので、レール上を通る際に足を躓く事もありません。またパレットジャッキ等が上を通行する事も可能です。
Q4.床上施工の長所短所は何ですか?
床上施工の短所はレール上の通行です。
床面よりレールが出っ張るため、レール上を通る際に足が躓く可能性があります。またパレットジャッキ等はレールを横断して通行できません。
長所は工事費用です。
床を掘る必要がなく、アンカー施工だけで設置できますので、工事費用は安価で済みます。
万一、レールが歪んで修正する際にも同様に床上施工の方が簡単に修正できます。
Q5.レールのメンテナンスはどうしたら良いですか?
固定用の穴に粉塵、切粉や、スパッタ等が入り込んだ場合、ボルトでの固定ができなくなる場合がございます。
使用しないボルト穴は専用のスチールカバー(型番2-280238.10)で塞いで頂けば大丈夫です。
またラウンドレール部とローラー間に切粉、粉塵が挟まれ場合、手で押せるレールのスベリが悪くなる、もしくは完全に動かせなくなる可能性があります。
レール上にゴミが残る事のないよう注意して清掃して頂ければと思います。
エアブローを使う場合は、飛び散らせた粉塵、ゴミが隣接するレールに飛ぶことのないよう注意ください。
Q6.床上施工のレール上をフォークリフトで横断しても大丈夫ですか?
フォークリフトの重量、積載荷重が様々あるかと思いますが、基本的にレール上をフォークリフトで横断する事はおススメしません。
レールが歪み本来の性能を発揮できなくなる可能性が高いです。
Q7.レールの端から脱輪する事はありますか?
レールの左右の端に脱輪防止のストッパーボルトを設置して頂ければ、レール終端からの脱輪は防ぐ事ができます。
→ ストッパーボルトについて https://3d-joban.jp/products/2-280241/